バッテリー上がりは何時間で起こるか。異常に短い時間で上がることも

車のバッテリー上がりは、日本の自動車トラブルの中で一番多く報告されています。JAFによると、バッテリー上がりでのトラブルはなんと年間で約80万件も報告されているといわれています。

その原因の1つに、電力をどれくらいの時間使い続けたらバッテリーが上がってしまうかがわからないということが考えられます。かといって、どのパーツが一番電力を使うのかもはっきりとはわかりませんよね。

そこで、今回はバッテリー上がりの原因と対処法についてお話します。バッテリー上がりを防ぐためにも、車のバッテリーについて詳しくなれるようにここで確認しておきましょう。

バッテリーが上がってしまう原因

車の電力は、普段バッテリーだけでなくエンジンの力で補って動かしています。バッテリー本来の容量はさほど大きくないため上がってしまうことが多いとされています。バッテリーが上がってしまう理由は、大きく分けて以下の3つです。

  • ・ライトのつけっぱなし
  • ・テレビやオーディオのつけっぱなし
  • ・長期間車に乗っていない

それぞれがどのようにしてバッテリー上がりを起こしてしまうのか説明していきます。

ライトのつけっぱなし

バッテリー上がりは何時間で起こるか。異常に短い時間で上がることも

車のバッテリーが上がってしまうことは、基本的に電力の使い過ぎが原因となって引き起こされます。そのため、エンジンをかけずにライトをつけっぱなしにすることでバッテリーが上がってしまうおそれがあります。

中でも、「半ドアによるライトのつけっぱなし」「ヘッドライトの消し忘れ」などがバッテリー上がりに繋がりやすいです。車から降りる際はライトのつけっぱなしがないか十分に気をつけましょう。

テレビやオーディオのつけっぱなし

前述のとおり、バッテリー上がりは使用電力の量の多さによって引き起こされるのでテレビやオーディオを使い続けることでも起こってしまいます。また、エアコンなども電力を使ってしまうので、気をつけるようにしましょう。

長期間車に乗っていない

バッテリーは、電力を使わずに車を長期間放置していても減っていきます。そのため、しばらく期間があいた後にエンジンを始動させようとしてもエンジンがかからない場合があります。バッテリーは放置することによって自然放電を起こしてしまい、自然に減っていってしまうのです。

エンジンさえかかっていれば大丈夫?

バッテリーはエンジンの力をもらいながら動かしているので、エンジンをかけていれば問題ないと考えられてしまいがちです。しかし、バッテリーはエンジンがかかっていても上がってしまうことがあります。エンジンによる供給が限界に達して、その状態が続くとバッテリーは上がってしまいます。

走行中にバッテリーが上がってしまったら、電子制御で駆動系を動かしている車の場合、エンジンはしばらくしてから止まってしまいます。とても危険なうえにエンジンを始動させることができなくなってしまうので、止まってしまった場合は早急にプロに問い合わせることをおすすめします。

バッテリー上がりは何時間で起こるのか

バッテリーが上がるまでには、ある程度の時間がかかります。ここでは、さまざまな電力を使った際にバッテリーが上がるまでの所要時間の目安についてお話します。しかし、これらは全て目安ですので、決して「〇〇時間まで大丈夫」というわけではありませんのでお気をつけください。

ライトでバッテリーが上がる時間

バッテリー上がりは何時間で起こるか。異常に短い時間で上がることも

ライトでバッテリーが上がるまでの時間は、バッテリーの寿命によります。しかし、大体の目安としては、エンジンを切ったままヘッドライトをつけっぱなしにすると、3~4時間ほどでバッテリーが上がるといわれています。車内の小さなランプをつけっぱなしにした場合は12時間ほどです。

テレビやオーディオでバッテリーが上がる時間

テレビやオーディオは消費電力がとても多いため、バッテリーはすぐに上がってしまいます。エンジンを止めて利用した場合は、30分程度で上がってしまうこともあります。テレビやオーディオは、必ずエンジンを始動させて使用するよう心がけましょう。

車の置きっぱなしでバッテリーが上がる期間

車を長期間放置するとバッテリーが上がってしまうと先ほどお話しましたが、どれだけの期間放置したら上がってしまうかはバッテリーの容量や状況によって違います。場合によっては半年以上持つこともありますし、1ヵ月程度で上がってしまうケースも存在しています。

そのため、車に長時間乗らない場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておくのがおすすめです。車は動いていなくても少なからず電力を消費しています。しかし、マイナス端子を外しておくと、電力の消費が大幅に抑えられるのです。このような対策で、長期間車を放置してもバッテリーが上がりにくくすることができます。

状況によっては1時間程度でバッテリーが上がることも

バッテリー上がりが起こるまでの時間は、車の調子やバッテリーの残量によって違います。そのため、場合によってはヘッドライトを1時間つけっぱなしにしただけでバッテリーが上がってしまうこともあります。

バッテリーの寿命は長くて5年くらいとされています。長年、同じ車に乗っていてバッテリーの寿命に不安がある方は、日頃からバッテリーの点検をするようにしましょう。インターネットの通販や車の専門店にいけばバッテリーの残量をチェックする道具を2,000円程度で購入することができます。

「バッテリーの寿命かもしれないけど、交換するべきかどうかわからない……」と不安な場合はプロに相談するのもひとつの方法でしょう。

バッテリーが上がったときの対処法

バッテリーが上がってしまったときは、どうしたらいいかわからなくてパニックになってしまうかもしれません。しかし、対処法がわかっていればとても簡単です。ここでは、バッテリー上がりの対処法を2つお伝えします。

ほかの車から電気をもらう

バッテリー上がりは何時間で起こるか。異常に短い時間で上がることも

バッテリーが上がってしまった場合、バッテリーに電力への供給が必要です。その方法の1つとしてほかの車から電力をもらうという手法があります。

この方法には、バッテリーとバッテリーをつなぐケーブル“ブースターケーブル”が必要です。ブースターケーブルはカー用品店やホームセンターで購入できますので、何かあったときのために車に常備しておくようにしてもよいでしょう。

では、具体的な方法について説明します。

1.ブースターケーブルを使い、救援車のバッテリーと動かなくなった車のバッテリーをつなぐ
2.救援車のエンジンをかけ、1~2分ほど放置
3.動かなくなっている車のエンジンをかける
4.エンジンがかかったらケーブルを外す

手順は以上のとおりです。しかし、エンジンがかかったらからといって安心してはいけません。これはあくまで応急処置であり、バッテリー内の電力は少ないままなので、すぐにエンジンを切ったら、またバッテリーが上がってしまいます。そのため、エンジンが始動したら30分程度は運転をして、エンジンからバッテリーへ電力を供給しましょう。

携帯式のスターターを使う

バッテリー上がりを解決するもう1つの方法は、携帯式のスターターを使うことです。

携帯式のスターターを使えば、救援するための車は必要なくなります。携帯式のスターターを使ってエンジンがかかるまでに必要な時間は使用するスターターによって違います。モデルによっては1分程度でできるものもありますが、長時間の充電が必要なものもあります。

携帯式スターターはカー用品店やホームセンターで約¥5000~で購入できるうえに、スマホのモバイルバッテリーほどの小さなサイズのものもあるので常備しておくことをおすすめします。

自分でやっても復帰できなかったら

上記2つの方法を試したとき、どれだけ時間をかけてもエンジンがかからなかったりした場合はほかのトラブルが発生しているかもしれません。

ブースターケーブルの不備やバッテリー端子の不調など、さまざまな要因が考えられます。しかしわからないまま電子部品をむやみにいじることは危険をともないます。不安な方はバッテリーのトラブルを解決してくれる業者を呼んで助けてもらうことが確実だといえるでしょう。

プロにバッテリー上がりを助けてもらう費用

バッテリーが上がってしまった場合、プロに直してもらうことが確実です。ですが実際にプロに依頼をしたらいくらくらいの費用がかかるのかはっきりわかりませんよね。ここでは、バッテリーが上がった際の救援にかかる費用についてお話します。

自動車保険のサービスを利用する費用

バッテリー上がりで自動車が止まってしまった場合、真っ先に頭に浮かぶのは、JAFなどのロードサービスでしょう。じつはロードサービスは加入している車両保険のひとつに含まれている場合があります。

その場合、バッテリー上がりなどのトラブルは無料で受けられる可能性があります。しかし、場合によっては1回のみ無料だったり、のちに金額をサポートする形だったり、サポートの形はさまざまです。自分の加入している保険会社の状況を確認しておく必要があります。

保険以外の救助サービスを利用する費用

ロードサービスの会社の会員でない場合、バッテリーの救援の相場は12000円ほどになっています。また、深夜だと料金が割り増しされる可能性もあります。

車のバッテリーを救援する際、もうひとつの選択肢として有効なのが弊社に相談していただくことです。相談していただければ、トラブル現場の最寄りにある加盟店を紹介いたします。

加盟店にはバッテリー関連のプロが揃っています。また、9000円ほどの費用で全国どこでも救援に駆けつけます。24時間365日いつでも相談を受け付けておりますので、お悩みの際はすぐにご連絡ください。

保険やロードサービスだけでなく、バッテリー修理業者に頼ってみるということも有効な選択肢のひとつです。自分で解決するのが難しそうな場合は、カーバッテリー110番にぜひお問い合わせください。

※必ず利用規約、プライバシーポリシーをご確認のうえお問合せください。