バッテリー上がりを放置しない方がよい理由|復活させる方法と予防法

車のバッテリーが上がってしまったら、すぐに対処が必要です。車のバッテリーが上がることは珍しい現象ではありません。しかし、すぐに対処せず放置していると、別のトラブルに発展するおそれがあります。

この記事は、バッテリー上がりを放置するとどのようなトラブルが起こるのかをご紹介します。さらに、バッテリーが上がってしまったときの対処法や、そもそもなぜバッテリー上がりが起こるのかなどの原因もあわせて解説します。

車のバッテリー上がりは放置するとどうなる?

車のバッテリーが上がってしまったとき、「直すのが面倒」「しばらく車を使わないから大丈夫」などの理由で放置してしまうことがありませんか?

車のバッテリー上がりは、放置すると別のトラブルに発展するおそれがあるのです。ここからは、どのようなトラブルが起こるのか、4つの症状をご紹介します。

【症状1】ドライスタートにより摺動部分に損傷を与える

車のバッテリー上がりは放置するとどうなる?

車のバッテリーは、車内部の電子部品を動かす役割をしています。そして、その電子部品が作動することによって、潤滑油が多くの部品にいき渡るのです。

しかし、バッテリー上がりを放置した、エンジンが動いていない状態の車内部では、潤滑油は重力でどんどん下に落ちていきます。そして、潤滑油が落ち切った状態でエンジンを始動すると、電子部品が動かないため、潤滑油なしでさまざまな部品が動くことになるのです。これをドライスタートといいます。

このドライスタートをおこなうと、潤滑油がないために滑らかに動くことができない部品同士を無理やり動かすことになります。そのため、部品同士がこすれ合って、損傷することにつながってしまうのです。

【症状2】サイドブレーキなどに固着が発生する

バッテリー上がりを放置するということは、その間車に乗らないということです。長期間車を動かしていないと、車内部のさまざまな部品が固着します。

なかでも症状がわかりやすいのは、サイドブレーキです。サイドブレーキが固着すると、レバーを操作することはできても、内部の部品が固着しているとブレーキの解除がされず車が動かないケースがあります。これは、寒冷地における車内部の凍結でも起こる現象です。

【症状3】タイヤが変形する

バッテリー上がりを放置したままにしておくと、長期間同じ場所に車を置いておくことになります。その間はタイヤが動くこともないので、タイヤの地面に接している部分は、ずっと車の重さを支えることになります。すると、車の重みでタイヤが変形し、地面に接している部分が平らになってしまうのです。

タイヤはゴム製で弾力があるので、少しの時間駐車していた程度のタイヤの変形は、走行すれば元に戻ります。しかし、長期間放置していたことによる変形は元に戻らないことが多く、変形したタイヤでの走行は内部の部品の損傷につながります。

変形したタイヤで走行していると、タイヤの回転がスムーズにいかずにガタガタと車が振動します。その振動によって、車が安定して走ったり止まったり曲がったりするための部品であるサスペンションが損傷してしまうのです。

【症状4】ガソリンが劣化する

バッテリー上がりの車を長く放置すると、その間に使われない燃料タンクに残るガソリンが劣化します。ガソリンは劣化すると徐々にヘドロ状になり、さらに放置するとタンク内で固まります。その状態でエンジンを始動しようとすると、ガソリンが内部でつまってしまい、車の破損につながるおそれがあります。

車のバッテリー上がりは放置しても直らない

車のバッテリー上がりは放置しても直りません。それどころか、よりトラブルを増やす危険性があるため、早めに対処する必要があります。

破損した部品や劣化したガソリンは、間違った扱いをすると車自体の故障をまねき、故障具合によっては修理ができなくなることも考えられます。下手に触って車を故障させないように、業者に依頼してバッテリー上がりを直しましょう。

自分で対処するのは難しく、どういった業者に依頼すればよいかよくわからないという方は、下記の番号よりまずは弊社にご相談ください。車のバッテリー上がりを迅速に解決してくれる業者をご紹介します。

車のバッテリー上がりの対処法

車のバッテリー上がりには、いくつかの対処法があります。放置してさきほどご紹介したようなトラブルを起こさないように、おこなうべき対処法を覚えておきましょう。

【対処法1】ブースターケーブルをつなぐ

【対処法1】ブースターケーブルをつなぐ

近くに正常に作動する車があれば、その車を救援車として、ブースターケーブルで故障車とつなぎましょう。つなぎ終えたら、救援車のエンジンをかけることによって、故障者車のバッテリーに電力が給電され、エンジンをかけられるようになるのです。りますは復活します。ブースターケーブルのつなぎ方、手順については以下のとおりになります。

まず、ボンネットを開けて、2台のバッテリーのプラス端子同士を赤のケーブルで、マイナス端子同士を黒のケーブルでつなぎましょうす。接続できたら救援車のエンジンを2~3分かけて、故障車のバッテリーに電力を送りますを充電します。数分待ったら充電できたら故障車のエンジンをかけます。正しくケーブルがつながっていれば、これで故障車のエンジンがかかりますバッテリーが復活します。

ただし、ケーブルが破損していたり扱いを誤ったりすると、ケーブルを流れる大きな電流で感電ややけどをするおそれがあります。使用する前にケーブルの状態をよく確認して、取り扱いには十分注意しましょう。

また、救援車のバッテリーから給電される電力だけでは、バッテリーの充電は不十分です。エンジンがかかったら30分ほどエンジンをかけ続けるか走行するかしてバッテリーの充電をおこないましょう。

【対処法2】ジャンプスターターを使う

近くに救援車が見つからないときは、ジャンプスターターという携帯用の小型充電器を使用する方法もあります。

故障車のライトなど電気を使用する部品をすべてオフにした状態で使用します。ボンネットを開けて、ジャンプスターターの赤のケーブルをバッテリーのプラス端子、黒のケーブルをマイナス端子につないで電源を入れましょう。

それから故障車のエンジンをかけて、320分ほど放置します。その320分で発電機が動いてバッテリーが充電されます。

ジャンプスターターの機種によっては、通電に時間がかかることもあるので、焦らず何度かエンジンをかけて様子をみましょう。

【対処法3】ロードサービスを呼ぶ

ロードサービスを呼ぶのも有効な方法です。加入している自動車保険によって、ロードサービスの保証内容が異なりますので、かかる費用や保証内容に関しては事前に確認しておきましょう。

会員ではなくとも、サービスが利用できることもあります。しかし、料金は会員と異なります。サービス利用者の制限や料金についても、事前に確認してから連絡しましょう。

【対処法4】プロの業者を呼ぶ

バッテリー上がりの対処をおこなってくれるプロの業者もあります。業者に依頼すれば、症状が悪化していた場合の対処法にも詳しく、迅速な対応が期待できます。

車のバッテリー上がりを直すだけなら、費用は約8,000~9,000円です。高速道路や狭い駐車場内など特殊な場所でなければ、追加料金もかからないことが多い です。ブースターケーブルなどの道具を自分で扱うことに不安がある方は、無理をせず業者に依頼しましょう。

業者選択が不安な方は、弊社にご相談ください。バッテリー上がりの修理費用に関しての予算なども考慮し、トラブル解決に適した業者をご紹介します。

車のバッテリー上がりはなぜ起きてしまう?

バッテリー上がりがなぜ起こるのか、原因を知れば起こらないように対策をとることも可能です。ここでは、代表的な原因と考えられるものを3つご紹介しますので、思い当たるものがないか自分の車の状態を確認する参考にしてください。

【原因1】室内灯をつけたまま放置してしまった

車のバッテリー上がりはなぜ起きてしまう?

バッテリー上がりの原因として起こりやすいのが、室内灯をつけたまま放置してしまうことです。

買い物にいっている間などの短い時間であれば、バッテリーが上がることはありません。しかし、40時間以上も室内灯をつけたまま放置していると、バッテリーが上がってしまうおそれがあります。

【原因2】車をしばらく使っていなかった

ライトや空調の消し忘れがなくても、長期間車を使用しないとバッテリー上がりの原因になります。バッテリーの充電は、車を走らせて発電機が動くことによっておこなわれるものです。長期間車を使用しないということは、バッテリーの充電がずっとおこなわれないということになります。

さらに、車を使用していないことでバッテリーに起きることは、充電されないということだけではありません。車を使用していない間でも、バッテリーは放電しているため、蓄えている電力が徐々に消費されていってしまうのです。そのため、何ヶ月も車を使わない状態が続いていると、バッテリーが上がってしまう可能性があるのです。

【原因3】バッテリーの寿命が近づいていた

長年使用した車が劣化するように、バッテリーも少しずつ劣化していきます。同じバッテリーをずっと使い続けられるわけではないのです。

バッテリーの寿命は平均2~3年といわれていますが、走行距離や使用頻度によって数年の誤差はあります。電気の使い過ぎや充電切れに当てはまらないときは、バッテリーの寿命かもしれません。

寿命を迎えたバッテリーは、交換しなくてはならないので、業者に依頼して早めに交換してもらいましょう。

バッテリーの使用状況を確認する方法

道の真ん中や高速道路上でのバッテリー上がりは、事故につながるおそれがあります。バッテリーの使用状況の確認をして、バッテリー上がりが起こりそうなときは、事前に対処するようにしましょう。

バッテリーの点検方法がいくつかあるのでご紹介します。ディーラーの整備点検や、ガソリンスタンドで点検を受けるのが確実ですが、自分で確かめる方法もあります。下に3つの方法をご紹介しますので、参考にしてください。

寿命のサイン

車のバッテリーは、寿命が近づくとヘッドライトが暗くなったり、パワーウィンドウの動きが遅くなったりします。そういったサインを見逃さないように、車の変化は注意してみておきましょう。

電圧

バッテリーの寿命は電圧から計ることができます。テスターという電圧を計るための機器が必要になります。

バッテリーが正常に作動する数値は12.5~13ボルト程度です。それ以下の電圧だった場合は、バッテリーの寿命が近い状態なので、早めに交換しましょう。

バッテリー液の量

バッテリーの中に入っているバッテリー液の量は、バッテリー側面にある2本のラインの間に液面が位置している状態が正常です。バッテリー液が2本のライン両方より下回る量しかない場合は、車を使用するとバッテリーが破損するおそれがあります。バッテリー液を補充してからエンジンを始動しましょう。

バッテリー上がりは早めの対処が必要です

どのようなことが原因であっても、バッテリー上がりが起こってしまったら、早めの対処が必要です。

依頼する業者に迷う場合は、弊社にお問い合わせください。全国各地にある加盟店より、バッテリー上がりに詳しい業者をご紹介します。さまざまな症状に対処したことのある経験豊富な業者を手配しますので、安心してご相談ください。

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