ハイエースのバッテリー上がりの対処法と上げない対策を紹介します

ハイエースのバッテリー上がりを自分で解決する場合、「バッテリーを交換する」「ブースターケーブルを使う」「ジャンプスターターを使う」のいずれかの方法でおこなうことが可能です。また、自分でおこなう方法以外に、ロードサービスや業者といったプロに依頼する方法もあります。

ここでは、これらの対処法について詳しくご紹介していきます。また、原因やバッテリー上がりの対策についてもご紹介しますので、「ハイエースのバッテリーが上がった」「バッテリー上がりを防止したい」という方はぜひ参考にしてみてください。

ハイエースのバッテリー上がりの対処法

ハイエースでのバッテリー上がりの対処法をご紹介します。間違った方法でおこなうと火花が散り、ほかのものに引火して火災を引き起こす危険があるので、以下の内容を読んで正しい対処法を理解しましょう。

ハイエースのバッテリーはどこにあるのか

ハイエースのバッテリー上がりの対処法

ハイエースのバッテリー上がりを対処するためには、バッテリーの場所を把握しておく必要があります。ハイエースのバッテリーは、「助手席の下のエンジンルーム」にあります。

ちなみに、200系ハイエースにはバッテリーが2つありますが、電圧はほかの乗用車と同じ12Vとなっています。

対処法①:バッテリーを交換する

バッテリーの寿命が来ていてバッテリー上がりが起きている場合は、バッテリーを交換する必要があります。ハイエースのバッテリーの交換は、10mmの工具(レンチまたはスパナ)と新しいバッテリーを準備しておこないます。

新しいバッテリーは、同じサイズで、同等以上の性能をもったバッテリーを用意しましょう、また、バッテリーが2つある200系のハイエースは、2つ同時に同じ品番のものに交換しましょう。

それでは、バッテリーの交換方法を見ていきましょう。まずは助手席の下にあるエンジンルームを開けます。エンジンルームは、助手席の下にあるカーペットをめくり、2か所のエンジンルームカバーのストッパーを解除して開けることができます。

次に、助手席とセンターコンソールが配置されているフロアを持ち上げます。センターコンソールとは、運転席と助手席の間に設置された内装のことで、パーキングレバーやカップホルダーなどのさまざまな機能が付いています。

そして、助手席シートの側面の留め具を取り、フロアをBピラー(前部座席と後部座席の間にある柱)に固定してください。

フロアを固定したら、バッテリーのプラス端子についている、ショートを防ぐためのカバーを取り外しましょう。そして、端子(ターミナル)を取り外してください。端子にはナットがついているので、スパナを用いてナットを取ることで外すことができます。

このとき、端子の取り外しはマイナス端子、プラス端子の順におこないましょう。順番を間違えると、火花が散って回りのものに引火するおそれがあるので必ず順番どおりにおこなってください。

また、プラス端子を取り外すときは、レンチを車体に当てないように気を付けてください。車体はマイナス端子とつながっているので、マイナスの状態になっています。そのため、プラス端子を取り外しているレンチを当てると、火花が散ってほかのものに引火することで火災を引き起こしたり、故障したりするおそれがあるのです。

端子を取り外したら、バッテリーを固定しているステーを外します。ステーについているナットやボルトを取ることで、ステーを取り外すことができます。そして、バッテリーを持ち上げて外し、新しいものを取り付けてください。

バッテリーを新しいものと交換したら、プラス、マイナスの順に端子を付けていき、元の手順で戻せば作業完了です。

対処法➁:ブースターケーブルで電気を借りる

バッテリーの寿命を迎えていないのにバッテリーが上がったときは、ブースターケーブルを使った方法で対処します。

ブースターケーブルとは、黒と赤のケーブルがついていて、ほかの車のバッテリーでエンジンを始動させることができる道具です。そのため、この方法ではブースターケーブルのほかにエンジンを始動させるための車(救援車)も必要です。

救援車は電圧が同じ車でなければなりません。ハイエースの電圧は12Vなので、電圧が12Vの乗用車を救援車としましょう。ちなみに、ハイエースについては、バッテリーがふたつある場合でも12Vですので、間違えないようにしてください。

ブースターケーブルと救援車が用意できたら、バッテリー上がりを直していきましょう。まず、故障車(バッテリーが上がった車)と救援車をできるだけ近づけ、両方の車のボンネットを開けます。

そして、救援車のエンジンを切った後、バッテリーの端子にブースターケーブルをつなげます。ブースターケーブルをつなげる順番は、故障車のプラス端子に赤、救援車のプラス端子に赤、救援車のマイナス端子に黒、故障車のマイナスに黒です。最後に故障車に黒のケーブルをつなげるときは、端子ではなくて「未塗装の金属部分」につなげましょう。詳しくはハイエースの取扱書に記載されているので、ホームページなどから確認してみてください。

また、ケーブルをつなげるときは順番を間違えないように注意してください。つなげる順番を間違えると火花が発生するおそれがあり、周りのものに引火して最悪の場合火災につながります。

ケーブルをつなげた後は、救援車のエンジンをかけます。AT車はパーキング、MT車はニュートラルに入れ、サイドブレーキはかけた状態にしておきましょう。この状態で、5分ほど待ちます。

そして、救援車のアクセルを踏みながら、故障車のエンジンをかけてください。エンジンが正常にかかったことを確認したら、救援車のエンジンを止めてつないだときと逆の順番でケーブルを外してください。これで作業は完了ですが、この状態ですぐにエンジンを切ると再びバッテリーが上がるおそれがあります。

再びバッテリーが上がることを防ぐためにも、30分~1時間ほど車を走らせてからエンジンを切りましょう。

対処法③:ジャンプスターターを使う

バッテリー上がりは、「ジャンプスターター」というモバイルバッテリーのような道具を使うことで、解消することができます。ジャンプスターターを使うことで、バッテリー上がりを起こした故障車のエンジンをかけることができるようになります。

ジャンプスターターを使用する場合、まずは付属のケーブルを端子につないでください。プラス端子に赤、マイナス端子に黒の順につなぎましょう。

バッテリーにケーブルをつないだら、次はジャンプスターター本体にケーブルをつなぎ、電源を付けましょう。そして、故障車のエンジンをかけ、正常にかかったことを確認したらケーブルを黒、赤の順に本体から取り外せば作業完了です。

対処法④:プロの手を借りる

ロードサービスの会員であったり、加入している自動車保険にロードサービスがついていたりすれば、無料でバッテリー上がりを直してもらうことができます。ただ、この場合は期間内に1回などの制約がある場合があるので、しっかりと確認しておきましょう。

ロードサービスの会員でない方、加入している保険にロードサービスがついていないという方は、業者への依頼も視野に入れてみるとよいかもしれません。

とくに、バッテリー上がりに特化した業者は、バッテリー上がりを解決した経験が豊富である可能性が高いので、技術面では安心して任せることができます。

弊社では、全国に多くの加盟店があり、実績のあるスタッフが多数在籍しています。また、24時間365日電話受付しているので、いつバッテリー上がりが起きても相談していただくことが可能です。ハイエースのバッテリー上がりにお困りの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

バッテリーが上がる原因と対策

バッテリー上がりの原因を知ることで、「突然バッテリーが上がってしまった」という事態を防ぐことができます。そこで、ここではハイエースのバッテリー上がりの原因をご紹介します。

バッテリーが上がる原因

バッテリーが上がる原因と対策

バッテリーが上がる主な原因は、「電力の使い過ぎ」「長時間車に乗っていない」「充電不足」「バッテリーの劣化」が考えられるでしょう。

オーディオやエアコンなどの電装品や、室内灯やヘッドライトなどのライトは電気を使います。そのため、たくさん使うとその分だけ電力を消費するので、バッテリーが上がるおそれがあるのです。

また、車はエンジンが切られているときも時計やナビ機能などの情報を正常に保つために、自然放電をおこなっています。車を放置しておくと、充電量が足りずにバッテリーが上がってしまうことがあります。そのため、バッテリー上がりは車を放置せず、定期的に走行させることが大事なのです。

ただ、定期的に車を走らせたとしても、短時間走行しただけでは充電をおこなうことができません。短時間の走行では充電量よりも電力の消費量が上回るので、短時間走行を続けてもバッテリーが上がる原因となります。

さらに、バッテリーは長期間使うと劣化します。バッテリーが劣化した状態で車に乗り続けていると、バッテリー上がりが起きやすくなってしまうのです。

バッテリーが上がる前兆

バッテリー上がりには、以下のような前兆が起こることがあります。

  • ・エンジンがかかりにくい
  • ・ライトが暗い
  • ・パワーウインドウの動きが遅い

これらの症状が起きたときは、バッテリー上がりが起こる前兆です。そのため、バッテリーが上がる前に、バッテリーを交換したりディーラー・修理店に相談したりして対処しましょう。

バッテリーを上げにくくする対策

バッテリーを上がりにくくするには、普段から適切な対策をおこなうことが重要です。そのため、電装品やライトを必要以上に使うことは避け、定期的に車を走らせることで充電をおこないましょう。車の走行は、できれば週に1度、最低でも月に1度に30分~1時間おこなうのが目安です。

また、渋滞時も注意が必要です。バッテリーはエンジンの回転数が高いほど充電される仕組みとなっているため、渋滞時はエンジンの回転数が下がって十分に充電されなくなります。すなわち、渋滞後すぐにエンジンを切ると充電量が足らず、バッテリーが上がるおそれがあるのです。そのため、渋滞後は十分に車を走らせてからエンジンを切りましょう。

また、バッテリーを3年以上使っている場合は、劣化しているおそれがありますので、交換する必要があります。そうすることで、バッテリー上がりを防止することが可能です。

ただ、これらの対策をしてもバッテリー上がりが起きてしまうこともあるかもしれません。その場合、自分で対処をおこなえる自信のない方は、ロードサービスや業者に依頼して直してもらいましょう。

弊社では、お電話いただきましたら、現場から一番近い加盟店を探してスタッフを派遣いたします。そのため、バッテリー上がりを迅速に解消することが可能です。「バッテリーが上がって自分で対処できそうにない」という方は、お気軽に弊社までご連絡ください。

エンジンがかからない原因はバッテリー上がり以外にも

エンジンがかからないとき、バッテリー以外にもさまざまな原因が考えられます。ここでは、バッテリー以外の原因をご紹介します。

バッテリー上がり以外の原因

バッテリー上がりが起きたときはエンジンがかからなくなりますよね。そのため、「エンジンがかからなくなったらバッテリー上がり」と認識している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、エンジンがかからないときには、バッテリー上がりにも「ガス欠」「燃料ポンプの故障」「セルモーターの故障」「オルタネーターの故障」「バッテリーの接触不良」のトラブルのおそれもあります。

バッテリー上がりかどうか判断するには

エンジンがかからない原因はバッテリー上がり以外にも

これらの原因は、車の症状を確認することで特定することが可能です。

「バッテリー上がり」「ガス欠」「燃料ポンプの故障」「セルモーターの故障」は、セルモーターが回るか・室内灯がつくかを確認することで見分けることが可能です。セルモーターとは、エンジンを始動させるために回転するモーターのことで、エンジンキーを回したときに「キュルキュルキュル」という音を立てながら回ります。セルモーターが回るかどうかは、この音が聞こえるか確かめることで確認できます。

セルモーターが回らない、かつ室内灯がつかないときは、バッテリー上がり、セルモーターが回らないが、室内灯がつくときはセルモーターの故障、セルモーターも回り室内灯もつくときにはガス欠や燃料ポンプが原因でしょう。

また、「オルタネーターの故障」は、エンジンをかけた状態でバッテリーのマイナス端子を外してみることでチェックできます。このとき、エンジンが止まったら「オルタネーターの故障」が原因です。

「バッテリーの接触不良」は、バッテリーの端子(ターミナル)を確認することで判断できます。ターミナルに隙間があり、そこにホコリや白い粉がついているなら、接触不良を起こしているおそれがあります。

バッテリーの接触不良の場合は、ホコリや白い粉をふき取ってからレンチでしっかりと端子を締めることで解消できますが、故障している箇所がある場合は修理しなければなりません。そのため、ディーラーや専門店、自動車整備工場に相談しましょう。突然エンジンがかからなくなって今すぐ直してほしいという方は、ロードサービスを利用するのが有効です。

また、原因がバッテリー上がりの場合は、自分での対処が難しければ業者に依頼するのも選択肢のひとつです。ロードサービスの会員ではない、加入している保険にロードサービスがついていない方は、業者への依頼も検討してみるとよいでしょう。

弊社では、全国に多くの加盟店があるため、全国各地の方にご利用いただけます。また、24時間年中無休で電話対応しているので、突然トラブルが起きたときにいつでもご相談いただけます。

弊社にご依頼いただきましたら、現場から最も近くの加盟店のスタッフを派遣いたします。スタッフが到着しましたら、見積り額にご納得いただいたうえで作業をおこないますので、「作業後に高額な料金が請求されるのでは……」という不安もありません。バッテリー上がりにお困りの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

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