バッテリー上がりとエンジンのかけっぱなしは関係ある?原因と対処法

車に起こるトラブルには、さまざまなものがあります。そのなかでもよく聞くトラブルが、バッテリー上がりです。

ヘッドライトや室内灯の消し忘れでバッテリー上がりが起こることは、珍しくありません。しかし、バッテリー上がりとエンジンのかけっぱなしには関係があるのでしょうか。

本コラムでは、バッテリー上がりとエンジンのかけっぱなしの関係性を解説します。また、夏や冬はバッテリー上がりが起こりやすいといわれています。その理由と予防法、バッテリーが上がってしまった場合の対処法もあわせてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

バッテリー上がりはエンジンのかけっぱなしと関係ある?

車のバッテリーが上がってしまうことは、珍しくありません。しかし、原因としてよくいわれているのは、ライトの消し忘れなどです。

では、エンジンをかけっぱなしにしていることはバッテリー上がりに関係するのでしょうか?バッテリーとエンジンの仕組みから、バッテリー上がりの予防法までをご紹介します。

バッテリーはエンジンが回転すると充電される仕組み

バッテリー上がりとエンジンのかけっぱなしは関係ある?原因と対処法

バッテリーは車を動かすための蓄電池で、車内部の電子部品を動かす役割をしています。しかし、バッテリーがもともと蓄えている電気だけでエアコンやライトなどのすべての電気設備を動かしていたのでは、すぐに電池切れになってしまいます。

そのため、車にはエンジンをかけると始動するオルタネーターという発電機が内蔵されており、走行中にバッテリーを充電しながら電力を使っているのです。

車の電気の使用量が発電量を超えるとバッテリーが上がる

エンジンを動かしていれば絶えず充電されているはずのバッテリーは、なぜ上がってしまうのでしょうか。それは、電気の発電量よりも使用量が上回るからです。

車の発電量は、エンジンの回転数によって変わります。基本的に、走行中はエンジンの回転数も高く発電量も多いため、使用量を上回ることはありません。しかし、エンジンをかけたまま停車しているアイドリングの状態では、エンジンの回転数は低くなります。

エンジンの回転数が低い状態で、エアコンを常に強で使い続けていたり、ヘッドライトをつけていたり、雨でワイパーを使っていたりすると、発電量が追いつかなくなり、バッテリーが上がってしまうことがあります。

バッテリー上がりを予防するには?

車のバッテリー上がりを防ぐには、電気の使用量を抑えることが有効です。アイドリング状態でのエアコンの強さや使用時間を抑えたり、車を降りるときは必ず電気の消し忘れがないか確認したりするようにしましょう。

また、定期的に電圧を計るのも効果的です。バッテリーの電圧は、基本的に12ボルトが適正とされています。バッテリーがあまり劣化していなければ、小さな変化もなく使い続けられますが、バッテリーの寿命が近づいていると、電圧は下がって不安定になります。それにより、ライトの明るさなどに変化が生じるのです。車の小さな変化を見逃さず、バッテリーの寿命を見極めましょう。

バッテリー上がりは放置しても直りません

しばらく車に乗る予定がなかったとしても、バッテリー上がりは放置してはいけません。バッテリー上がりは、放置しても改善されないどころか、内部の部品の損傷やガソリンの劣化などの別のトラブルの原因になるおそれがあります。そのため、早めに対処することが大切です。

対処法がわからない方は、弊社にご相談ください。車のバッテリー上がりを解決する、プロの業者をご紹介します。ご相談はいつでも受け付けていますので、お気軽にお電話ください。

夏や冬はバッテリーが上がりやすいって本当?

夏や冬はとくにバッテリーが上がりやすいという見解は、事実といえます。ここからは、夏と冬それぞれにどのような理由があるのかと、バッテリー上がりの症状を解説します。バッテリー上がりと間違えやすいトラブルもあるので、あわせて確認していきましょう。

夏にバッテリーが上がりやすい理由

:夏にバッテリーが上がりやすい理由

バッテリー上がりの原因のひとつは、前述の通り電力の使用量が発電量を上回ることです。夏のバッテリー上がりは、電気の使用量が増えるとこによって起こることが多いのです。

車内の装置のなかでも、エアコンは多くの電力を使用しています。夏はクーラーを使用することが多いため、バッテリー上がりを起こしやすいのです。

クーラーを使用していても、スムーズに走行していればバッテリーの故障でもない限りバッテリーが上がることはありません。しかし、渋滞にはまるとそうはいきません。渋滞中は走行中よりも発電量が落ちるうえに、クーラーとブレーキランプで多くの電力を使用しています。そのため、バッテリーが上がりやすい状態になるのです。

冬にバッテリーが上がりやすい理由

冬にバッテリーが上がりやすいのも、多くの電力を使用することが原因です。冬もエアコンを使用することが多く、さらに外気との温度差でフロントガラスが曇ることがあるので、曇り止めを使用することも増えます。

しかし、冬の場合は、渋滞にはまらなくても発電量が使用量に追いつかなくなることがあるのです。車のバッテリーは、バッテリー液と呼ばれる液体で満たされています。このバッテリー液は、温度が低いと性能が落ちるという性質があります。

冬は外気の温度が下がるため、バッテリー液の温度も下がりやすくなります。バッテリーの性能が落ちることによって、電力の発電量が使用量に追いつかず、バッテリーが上がりやすくなるのです。

バッテリーが上がったときの症状

ここからは、実際にバッテリーが上がるとどのような症状が出るのかをご紹介します。

まず、主な症状としてはエンジンがかからなくなります。車のエンジンを始動させるためには、バッテリーからの電力が必要です。電力がなければ、エンジン始動に必要なモーターが回転しないので、車を動かすことができないのです。

そして、車内のメーターや警告灯が光らなくなります。メーターなどの表示もバッテリーからの電力でまかなわれているので、バッテリーが上がった状態では光りません。メーター表示などはバッテリーが弱まると光が弱くなるなどの変化があらわれるので、メーターの光が暗くなったと感じたら、早めにバッテリーを交換するなどの対処をしましょう。

バッテリー上がりと間違えやすい車のトラブル

先ほど、バッテリーが上がるとエンジンがかからなくなるとお伝えしました。しかし、エンジンがかからなくなるのは、必ずしもバッテリー上がりが原因ではありません。以下3つのトラブルの可能性も考えておきましょう。

・スターターモーターの故障
スターターモーターとは、バッテリーからの電力で回転を始め、エンジンを始動させるためのモーターです。このモーターが故障していると、エンジンがかからなくなります。症状が同じなため分かりにくいですが、車内のメーターや警告灯が点灯しているかどうかを確認して、点灯していれば、モーターの故障が原因だと考えられます。

・ガス欠
ガス欠は、車のタンク内の予備も含めたすべての燃料を使い尽くしてしまった状態です。この場合は、燃料不足なだけで電力はあるので、スターターモーターは動きます。メーターや警告灯が点灯し、モーターの回転する音がすれば、ガス欠が原因でしょう。

・燃料ポンプの故障
電気設備が動き、モーターも回転している場合は、タンクを確認しましょう。タンク内に燃料がなければガス欠、あれば燃料ポンプの故障です。

燃料は、ポンプによってエンジン内部に送られます。そのため、燃料ポンプが故障していると、燃料をエンジンに送ることができず、車が始動しないのです。

バッテリー上がりは早めに対処しましょう

バッテリー上がりは、対処が遅れるほど別のトラブルを引き起こすリスクが高まります。エンジンがかからないときは、バッテリー上がりではない可能性もありますが、すぐに相談することで、故障が悪化する前に直すこともできます。車をよい状態で使い続けるために、トラブルは早めの対処を心がけましょう。

車を使用する予定がある方は、バッテリー上がりを直しておかないと、予定どおりに車が使えなくなってしまうかもしれません。誰に相談すればよいのかわからないとお考えの方は、弊社にご相談ください。

弊社では、車のバッテリー上がりの修理をおこなう業者の手配が可能です。状況をお聞きし、トラブル解決に適した業者をご紹介します。

バッテリーが上がったときの充電方法とかかる時間

バッテリーが上がってしまったとき、自分ではなにをしてよいかわからないから放置するという方もいるかもしれません。そういった方のために、バッテリーが上がったときにまずやってみるとよいことをご紹介します。ただし、自分だけでは対処できないケースもあります。その場合の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはエンジンをかけてみよう!

まずはエンジンをかけてみよう!

車を動かすためには、エンジンをかける必要があります。しかし、バッテリー上がりを起こした故障車だけではエンジンを始動させることはできません。エンジンをかけるためには、外部から電力をわけてもらわなければならないのです。

外部からの電力とは、バッテリーが正常に動いている別の車です。この救援車と故障車をブースターケーブルというケーブルでつなぎ、救援車のバッテリーから故障車のバッテリーに電力を供給します。

ブースターケーブルは赤と黒の2本のケーブルで、赤はプラス端子、黒はマイナス端子に取り付けます。順番は、故障車のプラス端子、救援車のプラス端子、救援車のマイナス端子、故障車のマイナス端子の順です。接続中に誤って車のボディにケーブルが当たると、ショートするおそれがあります。手順も守って、慎重に作業しましょう。

両方のケーブルを取り付けたら、救援車のエンジンをかけて故障車のバッテリーを充電します。数分たったら故障車のエンジンをかけましょう。エンジンがかかったらケーブルを取り外します。

車の充電はエンジンかけっぱなしでたまる?

エンジンがかかっても、安心して走行するには電力が足りません。ブースターケーブルを取り外したら、しばらくは走行して充電するのがおすすめです。エンジンをかけっぱなしにしているだけでも充電は可能ですが、発電量が少ないので充電に時間がかかります。30分以上走行して、効率よく充電をおこないましょう。

カーバッテリーの充電器を使えば簡単に充電できる

先にご紹介した方法でエンジンをかける場合、別の車がいることが条件です。しかし、周りに誰もいない、車も通らないような場所でバッテリーが上がってしまうこともあるでしょう。

そのときは、ジャンプスターターという携帯用の充電器を使用する方法もあります。ジャンプスターターの場合は、充電器から給電することができるので、1人でも充電可能です。

このジャンプスターターを介してエンジンをかける場合も、ブースターケーブルと同じく赤と黒のケーブルを使用します。赤をプラス端子、黒をマイナス端子につないで、ジャンプスターターの電源を入れます。1分ほどたったら故障車のエンジンをかけ、エンジンがかかったらケーブルを外しましょう。

充電器を使用した場合も、エンジンがかかっても電力は十分ではありません。30分以上走行して、バッテリーを十分に充電しましょう。

救援車や充電器がない場合は?

バッテリー上がりの直し方についてご紹介しましたが、近くに救援車もおらず、ジャンプスターターも持っていないという場合もあるでしょう。そのときは、別の対処法をとることになります。

・ロードサービスを呼ぶ
自動車保険に加入していれば、ロードサービスなどがついていることがあります。電話などですぐに対処できることもあるので、相談しましょう。

・プロの業者を呼ぶ
バッテリー上がりの対処を何件も経験している業者であれば、迅速に適切な対処法で解決してくれます。

業者に依頼する場合、どこの業者に依頼すればよいのかわからない方は、弊社にご相談ください。バッテリー上がり解決の経験が豊富な業者を、全国各地の加盟店よりご紹介します。ご相談も年中無休で対応していますので、お気軽にお電話ください。

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